ケーブルパークとは?

環境に対する意識の高いドイツが発祥のケーブルパークは、海外では2021年時点でも1,000箇所以上が運営されており、その数は今も増え続けています。海外ではケーブルパークを利用したアクティビティは非常に人気がありますが、日本での普及率は低くまだまだマイナースポーツに分類されています。

実は、ケーブルパークを使用するケーブルウェイクボードは、オリンピックTOKYO2020・パリ2024にて新種目候補として名前が上がっていました。 残念ながら正式採用には至りませんでしたが、スノーボード・サーフィン・スケートボードなどのヨコ乗り系・アクションスポーツが今世界的に注目を集めています。



ケーブルパークならではの特徴って?


1. 環境に優しい
ケーブルパークはボートや水上バイクを必要としません。電動モーターを動力とするため騒音公害や環境汚染がなく、環境的にも持続可能な施設です。またライディングで水が攪拌される事による曝気効果(水中に酸素を供給し、有機汚濁物質を分解する微生物の働きを活発にする)があり、水質浄化が期待できます。


2. 手軽で安全

ボートに牽引されて練習するよりも、継続的かつ安定的、そして低コストで体験することが可能で、限られた水域でも同時にたくさんの方がライディングを楽しむことができます。そのため初心者からベテランまで老若男女問わず、幅広い年齢層に対し爽快でエキサイティングな新しい体験を味わうことができます。

3. 地域の活性
ケーブルパークは人の賑わいをつくります。 市民の健康づくりや憩いの場、教育の場を提供するだけでなく、あらたな雇用も生み出します。 ファンの中には国境を超えての交流が珍しくなく、世界規模の大会を誘致する事で、地域への観光や経済への還元も生まれます。フィリピンやシンガポール、タイ、インドネシアなどのアジア諸国でもすでにいくつもの施設が建設され、国際大会では毎回数百人規模の参加者が交流しています。















システムについて



FULL SIZE CABLE( FSC)

フルサイズケーブルは、プーリーが取り付けられた支柱を使い水上にケーブルワイヤーを周回出来る様に張り巡らし、ケーブルワイヤーに固定されたキャリアにロープが繋げられ、最大12人のライダーが同時に滑走できます。 スタート地点では、高精度な独自の技術によりライダーの牽引ロープが周回するケーブルワイヤーに固定されているキャリアと繋がり、および 切り離しされます。 低い運用コストと組み合わせた 1日あたりの来場可能人数300名以上を低コストで運用することができるケーブルパークは、ビジネス成功の大きな鍵となります。

●水面から約10メートル高にワイヤーケーブルが周回できるように支持されています。
●ワイヤーケーブルはモーター動力で時速30km/hほどで周回しています。※水上スキーなどでは時速60km/h以上で周回させることも可能です。
●利用者はワイヤーケーブルから下がったロープのハンドルをつかんで滑走します。
●常に周回している空中のワイヤーには80メートル間隔でロープを引っかけるキャリアがついています。
●利用者はロープがキャリアに繋がられるまでスタート桟橋で待機します。
●ロープがワイヤーケーブルに繋がられると同時に利用者が水面に曳かれていきます。約10秒おきにスタートします。
●振り子の要領でスラロームを楽しんだり、コーナーの遠心力を利用してジャンプしたりするプレーが一般的な楽しみ方です。上級者用にはジャンプ台やレールなど(障害物)を設置しています。
●プレーの途中で落水したら速やかにコース外へ移動します。
●最寄りの岸から陸に上がるか、ピックアップボートを利用するなどし、スタート地点に戻ります。




2マストシステム

ボートに牽引されて練習するよりも、継続的かつ安定的、そして低コストで体験することが可能で、限られた水域でも同時にたくさんの方がライディングを楽しむことができます。そのため初心者からベテランまで老若男女問わず、幅広い年齢層に対し爽快でエキサイティングな新しい体験を味わうことができます。










コンセプト


あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する健康的な生活を確保し、すべての年齢層の幸福を促進することは、社会の持続可能な発展のためには必要不可欠です。 水と新鮮な空気の中でのアクティビティは、健康増進に非常に有効で健康上の問題を大きく減らすことが期待できます。

すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する 小さなお子さんやティーンエイジャーは、ケーブルパークでウォータースポーツへの情熱に目覚めるチャンスがあります。 スマホやゲーム機等から少し離れて、安全な環境でより多くの運動をするための大きなチャンスが彼らに開かれます。 私たちは、水辺で時間を過ごし、スポーツを楽しむことの価値を再認識します。 エデュテインメント 教育+エンターテインメントの融合です。

ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る ウェイクボードは男女平等を促進します。 RIXENのオフィシャルパートナーであるIWWF(国際水上スキー&ウェイクボード 連盟)は、 競技会等における代表選手選考の男女比割合や、賞金の金額を男女平等にしています。 1961年の創業以来、RIXENは「全ての人がウェータースポーツを楽しむこと」を目標にしています。

都市と人間の居住地を包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能にする ケーブルパークは、地域の家族向けの交流の場を人々に提供します。 都市やコミュニティでは、すべての年齢層にとって安全な待ち合わせ待機場所になりえます。ここでは、アウトドアスポーツを 楽しむ個人の持続可能かつ強力なコミュニティが形成されます。

海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する 重要な資源である水を注意深く使用することは、持続可能な未来の重要な要素です。 いくつかの科学的研究により、ケーブルパークを設置した水域の水質は、高いばっき効果により大幅に改善されたことが証明されています。



RIXEN社について

RIXENは、ケーブルシステムを最初に考案したブルーノリクセンが1961年に創業したドイツ・ミュンヘンを拠点にする企業です。 
ケーブルパークビジネスのリーディングカンパニーであり、開発力・品質・サポートなどあらゆる面において安心して頂けるサービスをご提供できます。
世界中で稼働するケーブルパークシステムにおいて最大のシェアを誇ります。

● 品質
RIXENは、開発と製造においてドイツの認証機関TUVの品質認証を受けており、グループ企業のAutomation W+R Gmbhは、ドイツ自動車メーカへの納入企業です。
また、世界で初めてDIN EN 13814認証を取得、稼働遊具などを安全に維持管理する点においても外部機関の認証を受けています
● 提案力
世界中の弊社顧客がケーブルパークビジネスに成功し、複数のパークを運営するお客様が珍しくありません。 
テーラーメードでお客様の要望にあった最適な提案が可能です。
● サポート
スペアパーツのオンラインストアはQRコードの活用などでパーツの注文を容易にし、受注後すぐに発送されます 設置工事はもちろん、アフターサービスにおいても世界中に拠点・セールスパートナーがあり、修理からメンテナンス・定期点検まで幅広く対応できます。
● パートナー
RIXENは、IOC(国際オリンピック委員会)が認定しているIWWF(国際水上スキーウェイクボード連盟)のオフィシャルパートナーです。
オリジナル
すべての人々が水上スポーツを楽しめるようにとブルーノが考案したのがケーブルパークシステムです。 
スキーリゾートのTバーリフトの原理で水上でもスキーを楽しむことが出来ないかと考え、数多くの挑戦と自身が開発した多くの特許で、この難しい課題をクリアし、ケーブルパークを生み出しました。 
いくつもの賞を受賞しケーブルゴッドと呼ばれた彼の情熱は、彼が亡くなった後もRIXEN社のメンバーに引き継がれています。






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